私たちは、貧富・国籍の別なく万民平等に必ず死にます。
いつまでも、何百年も生きることは出来ないのです。あなたもいつかあの世に行かなければならない。
さてあの世とはいかなるところなのでしょう??
あの世の世界は、地獄道・餓鬼道・畜生道・阿修羅道・人間道・天道の六つがあるのですが、すべて、自分のなした行為(業=カルマ)によって行き先が決まってくる。つまりは、「自業自得」である。悪いことをすると、いつかは悪い結果をもたらし、良いことをすれば良い結果が出来る。「悪因悪果」「善因善果」である。
さて、因果応報、自業自得の法則で連れて行かれる最悪のケースが地獄であるが、地獄も二通りある。一方は熱地獄、もう一方は寒地獄であり、悪行の数々をこらしめる為に、古代インドの人が考え出した責め苦で、ばい菌も高熱処理・冷却処理で殺されるのだから理にかなっているようにもある。
地獄も階層があって下に行くほど、責め苦がきつくなるのだ。
地獄も経文の色々では、名前が違ってくる。
わかり得る範囲で、説明していきましょう。
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